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そんなこんなで、小さい頃から他人に支配されるということがイヤだった。その一方でいつの間にか、他人に支配されることから自由になるためには、他人を支配することからも自由でなければならないと、子ども心に考えはじめていたようだ(もしほんとうだったら、ませたイヤミなガキだったと思う)。
由于林林种种, 我从小开始就讨厌被人摆布. 但又不知从何时起, 为了摆脱他人束缚获得自由,也不去支配他人, 开始用童心思考(如果真是这样, 那我也只是个讨人厌的成熟小孩).
だから、「男女平等」ないし「男女対等」ということについても、基本的に「あたりまえ」のことと考えていたと思う。頭の中では、家事や育児を男性がするのは当然だと考えていた。実際、共働きの両親と祖父母に弟妹という家族構成の中で、一番歳の大きい子どもということで、家事や買い物なんかもけっこうした方だ。買い物かごを下げて財布をもたされて買い物をするなんて、小学生の頃から、ほくにとっては、別にどうってことのないあたりまえのことだった。料理も、祖母の手伝いをよくやったという記憶がある。おかげで今でも、手作りコロッケやギョウザなどは“自称”名人級である。
因此, 我理所当然的认为,并非“男女平等”,而应该是“男女对等”. 在我的观念里, 男性做家务带孩子也是应当的. 实际上, 我父母是双职工, 家里还有祖父母和弟弟妹妹, 因为我是家里年纪最大的孩子, 帮忙做家务和买东西等都是家常便饭. 从小学时开始, 家人就让我提着购物篮拿着钱包去买东西, 这对我来说, 都是再正常不过的事情了. 记得也经常帮外婆打下手做饭. 正因如此, 我现在做的炸牛肉薯饼和饺子等都是“自吹自擂”的大师级别.
京都大学に入ってから、当時、まだけっこう盛んだった学生運動にも参加した。そうした活動の中で、関東生まれのほくには、これまでほとんど意識されることのなかった差別問題、とくに「部落差別」や「在日外国人への差別」などについても考えるようになった。当時誕生したばかりの日本のリブ(ウィーメンズ・リブ)の主張にも、それなりの賛同と関心を抱いてはいた。
考入京都大学后, 我也参加了当时极富盛名的学生运动. 这次活动, 让在关东出生的我, 意识到了前所未有的差别问题, 特别是引发了我关于“特殊部落差异”“对待在日外国人的差异”的思考. 当时刚诞生的日本妇女解放运动(women lib)的主张, 我也就随之赞成并开始关注.
とはいっても、女性差別の問題をそれほど深く考えていたわけではない。じつは、ぼくが女性問題を深く考えるようになった理由を説明するのには、ある一つの事件についてふれなければならない。
尽管如此, 我也没有深入的去思考女性差别问题. 实际上, 我开始深刻的思考女性问题, 还必须要从一件事开始说起.
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本内容仅用于交流学习, 不涉及任何商业行为, 本人尊重原作者的劳动成果. 引用图书为伊藤公雄先生的《男性学入门》.
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