第250期NHK新闻（中日字幕）

ＪＲ東海は２０２９年度ごろをメドに中央本線の特急「しなの」に、カーブを走行する際の乗り心地を向上させる新たな制御システムを搭載した新型車両を導入することを決めました。

JR 东海决定在2029财年左右引进配备新型控制系统的新型列车，以提高中央本线特快列车“信浓”在弯道行驶时的乘坐舒适性。

これはＪＲ東海の丹羽俊介社長が昨日の記者会見で明らかにしたものです。

JR 东海公司总裁丹羽俊介在昨天的新闻发布会上透露了这一消息。

それによりますと、中央本線の名古屋駅と長野方面を結ぶ特急「しなの」の車両は導入から３０年近くが経過し、老朽化が進んでいるため、２０２９年度ごろをメドに新型車両を導入します。

报道称，连接中央本线名古屋站和长野方向的特快列车“信浓”号的列车已运行近30 年，车龄较长，因此将在2029财年左右引进新列车。

「しなの」は山間部を走り路線にカーブが多いことから、新型車両にはカーブを走行する際の乗り心地を向上させる新たな制御システムを搭載するということです。

由于信浓线穿越山区，多弯道，因此新列车将配备新的控制系统，以提高弯道行驶时的乘坐舒适性。

カーブが始まる位置や車両の動きを正確に検知できるセンサーが設置され、それに基づいて車両をコントロールすることで乗り心地の大幅な改善が見込めるとしています。

安装的传感器可准确检测弯道的起始位置和车辆的移动情况，并据此控制车辆，从而大幅提高乘坐的舒适性。

丹羽社長は記者会見で「乗り心地の向上に加えて、安全性の面からも優れた車両なので、特急をますます快適に便利に利用してもらうことを期待している」と述べました。

丹羽社长在记者招待会上说：“这些车辆除了乘坐舒适性得到提高外，在安全性方面也更胜一筹，我们希望这些车辆能使特快列车的使用更加舒适和方便。”