新型コロナ感染の志村けんさんが29日夜に死去
中日スポーツ3/30(月) 11:25配信 より引用・抜粋
国民的人気を誇った「ザ・ドリフターズ」で活躍し、笑いの一時代を築いたタレントの志村けん(しむら・けん、本名志村康徳=しむら・やすのり)さんが29日午後11時10分、新型コロナウイルスによる肺炎のため死去しました。70歳でした。
志村さんは今月17日に倦怠(けんたい)感の症状があり、自宅で静養。19日になって発熱や呼吸困難の症状があり、20日に訪問診察した医師の判断で東京都内の病院に搬送されました。そこで重度の肺炎との診断を受けて入院し、その診察の際、新型コロナウイルスの感染が疑われたため、検査を実施し、23日に感染が判明しました。所属事務所は25日に志村さんの感染を発表していました。
日本の若者と車
ここからはトークコーナー、今日のテーマは「日本の若者と車」でお送りします。日本では18歳になると車の*1免許を取ることができます。ということで高校3年生の夏休みの段階で18歳になっている人は夏休みを利用して教習所自動車学校に通いますまた高校卒業して春休みがだいたい2、3週間ありますのでその間に集中して免許を取りに行くという人も結構いるんですね。さて、その若者と車なんですが2000年ぐらいから若者の車離れという言葉が聞かれるようになりました。これは今の若者は車に興味がなくなった、車を買わなくなったということなんですよね。
あの、その前の年代の時っていうのは、とにかく若い世代の人達特に男性なんですが、まず一生懸命お金を貯めてその後に*2ローンを組んで自分の好きな車を買う。これが一つの目標っていう時代が確かにありました。でも今はちょっと事情が違うようです。
まず若者は、車を買うという選択肢をあんまり選ばなくなったみたいなんですよね。その一つにはやっぱり世の中全体のお給料が下がっていて、みんなお金がなくなったっていうこともあると思いますし、その昔には無かったスマートフォンとかインターネットそれに関連したお金を使うっていうことが、今は結構増えてきましたよね。だから若者のみなさんにとっては自分のお給料の使い道が車ではないところに向いてきたっていうことだと思うんです。
確かに若い人たちが自分のお給料だけで1台の車を保有するって結構高いと思うんですよねだって毎月の*3ガソリン代ももちろんかかりますし自動車税も払わなければいけません。そして何年かに一遍は安全な車であることを検査するための車検にもお金がかかるし、なんといっても日本は駐車場料金がとても高いんです。これはですね都市部と田舎ではだいぶ差があるんですが、例えば東京を例にとってみた時に、あのー、自宅に一人暮らしをしていて、もし車を所有するのであれば、あの、毎月のおうちの家賃もとても高いんですが、駐車場も場所が都心になりますと高い所だと3万円から5万円するぐらいで、安いアパートだったら借りられてしまうぐらいの値段なんですよね。これじゃあ*4とてもじゃないけど車を所有することはできません。
車に乗ってどこかに出かけた時には、好きなようにどこでも車を停めていいわけではないですよね。必ず駐車場に停めなければなりません。都会の場合では10分100円、1時間停めると600円という値段が普通なんですね。だから例えば友達と会ってご飯を食べたりおしゃべりをして、3時間ぐらい車を停めたらその時点で2000円ぐらいかかってしまうんですよ。これ、そんなに*5しょっちゅう停められないですよね。
こういったことを考えると、若い人たちが車を持たなくなったっていうのはなんかわかる気がしませんか?
ただこの若者の車離れっていうのは、車そのものに若い人たちが興味を失ったということでもないようなんです。というのは、あの、カーシェアリングというのが最近出てきまして、レンタカーとはちょっと違うんですが、レンタカーっていうのは必要なときにだけそのレンタカー屋さんに行って、時間で車を借りて来るっていうものですよね。そしてまた返すというものですよね。カーシェアリングっていうのは、一台の車を何人かで所有するっていうものなんです。ですからオーナーが自分一人ではないので、負担がとても軽くなるっていう事ですよね。この需要が結構増えてきているようなんです。
また、マンションによってはマンションのサービスの中にカーシェアリングが含まれているというのもあるようです。マンションそのものに何台か車が用意されていて、そのマンションに住んでいる人であれば事前に何時から何時まで使いたいですというふうに予約をしておくと、自由に使うことができる。自分の住んでいるマンションの駐車場にその車が停めてあるのでとても便利ですよね。現代はこうしたサービスがだんだんと人気になっているようです。
ただこの車と若い人との関係ということでもう一つ気になることがあるんですが、これは住んでいる場所が都会かそうでないかによっても大きく違うんです。例えば、私は東京人だったんですが、あのー、東京の場合には都心を中心として、例えば地下鉄は網の目のように張り巡らされていますし、それ以外、地上でもたくさんの電車が走っています。東京都内では隣の駅には、大体歩いて行けてしまうほどの距離で非常に近いんですね。ですから、どこに行くのもとても便利なので、車は渋滞するしお金もかかるので、ほとんどいらないと考えている人が多いんですよ。
でも田舎の場合はそうじゃありません。駅から家まで、徒歩ではとてもいけないぐらいの距離、例えば30分とか40分離れているのは当たり前。そして駅に着いても、電車の本数が1時間に一本とか二本とか、それはもう当たり前なんですね。ですから田舎の場合には基本的に車に乗る生活が当たり前と考えている人が多いので、若い人も学校を卒業したら一番最初に免許を取る。これが当たり前なんです。でも都会に行くと免許すら持っていないという人が結構多くて、東京に上京した地方の人はそれを聞いて大変驚くそうなんです。ちょっとだから、感覚が違うんですよね。
都会の場合には駅から20分も30分も離れているという家はそんなにありません。20分30分歩いてしまうと、もう別の駅に到着してしまうので、とにかくそんなに不便なところがありませんので、車が無いといけないという感覚がそもそもないんですよね。実家でも車を所有していないというお宅も結構あります。
まあ田舎でも、これからは高齢者の人数がどんどん増えていくと、自分で車を運転するのは非常に危険なので、車との関わり合いが少しずつ変わってくるかもしれませんね。トークコーナー、今日のテーマは「日本の若者と車」でした。
*1免許=驾照
*2ローンを組んで=利用贷款
*3ガソリン=汽油
*4とてもじゃないけど=很不容易
*5しょっちゅう=经常,常常
東京地下鉄
北安公園
2023.12.1
song1松
丹羽先生、この文章の中に都会、都市、都心の言葉があり、都心って東京都の中心だと理解してもいいでしょうか?また都市と都会の違いについては教えて頂きたくよろしくお願いいたします
kaori_馨
私も免許証を持ってるんですが、出かけるのがやっばり電車を利用することがもっと便利だと思います。渋滞することもちろん、どこで駐車するか考えしないし、疲れったら電車で仮眠しても構わないんで気軽に目的地に着ける。
urara
車だけではなくて、今の日本の若者は「消費離れ」とあげつらわれているそうです。超シンプルライフを追求しているからなのでしょうか。通勤手当を出す会社もあるそうですが、普通のサラリマンだったら、車を買わないことは理解できないもないですね。
丹羽日语fm 回复 @urara:
皆、お金が無いんですねー!
橄榄树的葉
かめらいだ