このままでは4000人が行き場を失う。新型コロナ、東京都の住宅支援は500戸のみ
BuzzFeed Japan 4/8(水) 16:22配信より引用
政府の緊急事態宣言に基づき行われる東京都の緊急事態措置で、ネットカフェに休業要請が出た場合、そこで生活する4000人が行き場を失うおそれがあります。東京都は4月6日、補正予算12億円を計上し、住居を失った方への一時住宅等の提供を行うと発表しましたが、この予算で確保できる一時住宅は500戸だけで、今後さらに、職と住まいを失った人が増加することが見込まれる中、路上生活者や生活困窮者支援を行う現場では、500戸では「全然足りない」と懸念する声が上がっています。
何て呼んでいる?
ここからはトークコーナー、今日のテーマは「何て呼んでいる?」です。家庭で夫婦の間や、家族の間で、お互いに皆さんは何と呼びあっていますか?中国の場合だと、お父さんやお母さんのことは爸とか妈とか、そんな風に呼んでいると思います。また、夫婦の場合は老公,老婆なんていう風に呼び合っている方が多いんじゃないでしょうか?
では日本の場合を見ていきましょう。日本では大抵、まず小さい頃ですね、幼稚園とか、まあ小学校ぐらいまでは、お父さんとお母さんのことをそれぞれパパ、ママと呼ぶ家が多いようです。でも子供がだんだん大きくなってくると、それぞれお父さん、とかお母さんという風に呼び方が変わってくるんです。
女性の場合はもう、そのままずーっと呼び方はほとんど変わらないと思うんですが、男性の場合はちょっと事情が違うんですね。これは別に特に決まりがあるわけでもないんですけど、男性はある一定の年齢ぐらいになってくると、そうですね、早い人だと大学生ぐらいからでしょうか。お父さんに対しての呼び方を「親父(おやじ)」そして、お母さんに対しては「お袋(ふくろ)」と呼ぶようになる人が断然増えるんですね。またそれ以外の呼び方だと、お父さんに対しては「父ちゃん、父さん」そしてお母さんに対しては「母さん、母ちゃん」こんな風に呼ぶ人もいるんです。とにかく、なぜ男の人が大人になるとお父さんやお母さんに対しての呼び名が変わるのか、ちょっと理由は分からないんですが、ほとんどの人がそうですね。ですから家庭内で自分のお父さんやお母さんのことをそのまま「お父さん、お母さん」と呼んでいる人は少ないんじゃないでしょうか。
これはね、日本のテレビドラマとか映画なんかを見ていてもよく分かると思います。
そして夫婦の間はどうでしょうか。日本では中国のように決まった言い方というのはありません。ほとんどの場合、結婚したばかりの時は、お互いの下の名前で呼んだり、*1あだ名で呼んだりしている人たちが多いようです。でも子供が生まれると変わってくるんですね。子供が生まれると、だいたいお互いの夫婦の間で相手のことをパパとかママっていう風に呼ぶようになるんです。これはおそらく、子供がいる前で、相手の下の名前やあだ名で呼ぶことがなんとなく恥ずかしいとか、教育上良くないという風に思う人たちが多いからではないでしょうか。
でもこの夫婦間の呼び方、子供がもう大きくなっても、今更変えることはできないので、そのままずっと子供が*2巣立って夫婦二人だけの生活になっても相手のことを「ねえ、お母さん」とか「ねえ、お父さん」何ていう風に呼び合う夫婦が結構多いんですよね。
そしてもう一つ、今度はおじいちゃんやおばあちゃんに対してどう呼んでいるかということなんですが、これ昔はですね、本当に昭和の時代、昔はおじいちゃんに対しても「おじいちゃん」おばあちゃんに対しても「おばあちゃん」ってそのまま呼んでいる子どもが多かったんですが、現代ではほとんどのお家が、おじいちゃんのことを「じいじ」おばあちゃんの事を「ばあば」という風に呼んでいるんです。
今、この呼び名を聞いて中国の方だったら、ちょっとあれ?って思ったかもしれません。そうなんです。中国語で「ばあば」といえばお父さんのことですよね。でも日本語で「ばあば」と言ったら、おばあちゃんのことなんです。日本語と中国語両方を理解している人にとってみると、ちょっと「あれ?これ誰だっけ?」っていう風に、*3こんがらがってしまいがちですよね。
また逆に、親が子供のことを何ていう風に呼ぶか?なんですが、中国の場合は小さい頃あだ名のようにみんなが使っている小名がありますよね。日本にはそういう習慣がありませんので、ほとんどの家は直接子供の名前を呼んだり、子供に、「ちゃん」とか「君」などをつけて呼んでいます。
その名残で、子供がずいぶん大きくなってから、例えば大学生や社会人になってからも、お母さんが自分の息子の事を君付けで、例えば「けん君」とか「ひろし君」なんていう風に呼んでる家もあるんですね。こういう呼び名って、他の人から聞くと、なんかちょっと*4しっくりこない、気持ちが悪い感じがするんです。
*いい歳をした自分の息子に向かって「ちゃん付け」や「君付け」をしている母親は割と多いんですが、いつまでも自分の子供を自分の所有物のように扱っていて、なんかちょっと嫌だなぁと思う人が多いようです。
この親子の結びつきですが、中国の方がやはり歳は関係なく、親子の結びつきは非常に強いと思います。自分の子供達が久しぶりに、例えば春節などで実家に帰ってきた時に、親御さんたちは満面の笑みで*6ハグをしたり、子供を撫でたりして、スキンシップなどをして喜んでいる姿、中国では割と普通だと思いますが、日本ではそのような愛情表現はほとんどないといって良いと思います。もしそのようなスキンシップなどで親子の愛情を表現している人たちがいたとすれば、もしそれが、お母さんと息子の関係だったりすると、ほとんどの日本人は、「あー、なんか*7マザコンぽくて嫌だなーっ」て思ってしまうんですよね。
よく考えてみれば、親と子供が*8スキンシップを図りながら、歳は関係なくいつまでも愛情表現を続ける事って、別に悪いことではないと思います。ただ、日本の場合は、もともと挨拶などでもスキンシップをすることがほとんどない民族ですので、違和感を覚えるのかもしれないですよね。トークコーナー、今日のテーマは「何て呼んでいる?」でした 。
*1あだ名(な)=外号
*2巣立(すだ)って=自立
*3こんがらがってしまいがち=容易混乱
*4しっくりこない=格格不入
*5いい歳=相当大的年龄
*6ハグ=拥抱
*7マザコン(マザーコンプレックス的省略)=恋母情结
*8スキンシップを図(はか)りながら=主动亲热接触
北安公園
2023.12.3
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希望丹羽老师讲一讲日本老百姓一般怎么过节日,比如中秋节。很想知道中日两国在节日文化方面的差异。
kakukukuhhh
おもしろい番組だ
kaori_馨
今まで、いい年だった私は故郷帰るとばあばが私の小名を呼ぶ、非常に親切な感じがします。子ともごろに戻りそうですもん。
kaori_馨
文化の違いから見れば面白いですね。まあーとりあえず早めにその文化を了解してその文化を溶け込んだったらわかりやすくなり、逆に一見見られると確かに違和感を覚えるしかないですね