いままであった苦しみがさっと消える瞬間に、「気分がいい」と感じます。
立っていて疲れた人が、座った瞬間に楽しみを感じる。立つという苦の原因が消えたことで苦しみが消えます。苦しみが消えた瞬間に、楽しみを感じるのです。
お腹が空いた人には、一口目がとてもおいしい。口にした瞬間、空腹感という苦しみが消えるからです。
苦しみというものは、原因が消えたら、瞬時に消えるのです。苦しみが消えることがすなわち楽であり、幸福感の正体です。
書名:「ブッダの教え 一日一話」
著者:アルボムッレ・スマナサーラ
Alubomulle Sumanasara
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