携帯型除菌剤で行政指導 「身に着けるだけ」根拠乏しく 消費者庁
時事通信5/15(金) 17:31配信より引用
二酸化塩素を利用した携帯型の空間除菌剤について、消費者庁は15日、「身に着けるだけでウイルス除去」などとうたった広告は根拠が乏しく、景品表示法違反(優良誤認)の恐れがあるとして、販売5業者に対し行政指導を行ったと発表しました。 消費者庁は「風通しのある場所では効果が得られない可能性がある」としています。
対象となったのは、首から下げて使用する空間除菌剤で、消費者庁が根拠資料の提出を求めたところ、極端に狭い密閉空間で実験を行っていて、生活での利用環境とは大幅に異なり、「裏付けとなる根拠がない」と判断しました。
給食から見える問題
ここからはトークコーナー、今日のテーマは「*1給食から見える問題」です。コロナウイルスの影響で学校が休校となっていましたが、緊急事態宣言の解除で徐々に学校が始まってきています。学校がお休みになってしまうと、勉強が遅れるとか、友達に会えないとか色々な*2デメリットがありますが、そのうちの一つに、給食を食べることができないというのがあるんですね。
日本では、小学校や中学校などの義務教育の学校では、ほとんどが給食を採用しています。給食はプロの栄養士さん達が子供のために*3献立を考えて、栄養のバランスなどがじっくり考慮されたメニューとなっています。また親御さんにとってみると、お弁当などを持たせる手間も省けますよね。うした意味では、この給食というのはとても良い制度だと私、個人的には思っています。ただし、この給食は無料で食べられるわけではありません。毎月、給食費というのを払わなければいけないんですね。それでは、その給食費、一か月どれぐらいの値段なのかちょっと見ていきましょう。
全国的な平均の数字を見てみると、小学校がおよそ4000円、中学校が5000円ということだそうです。学校に行くのは月曜日から金曜日までだけですので、1か月20日間と計算してみると、一食の値段は小学校は200円、中学校は250円という数字が出てきます。この数字だけ見ると、給食って本当に安く食べられるなって思いませんか。ただ、この給食費を最近は払わないという親が出てきて度々問題になっているんですね。と言っても、全国で給食費を払わないという人たちは、1%弱ぐらいなんだそうですが、ここから見えてくるある問題があるんです。
給食費を払わないというの、払えないというのは違いますよね。払わない場合は、払えるお金があるんだけれども払うのを嫌がる、だから払わない。ということなんです。この場合はどんなに催促しても給食費を払ってくれない場合には、給食をストップする、あるいは法的な措置に出るっていうこともあるようなですね。
ただこれは、親が払わないわけであって子供にとってみると、ちょっとかわいそうですよね。難しい問題です。そういったことに心を痛めて、担任の先生が*4自腹を切ってその子のために給食費を払ってあげる、なんていうこともあって結構問題になりました。
そしてもう一つ、給食費が払えないという家庭の問題です。一月4,5000円のこの給食費を払えない人達というのは、主にひとり親家庭で、家庭が家計が非常に苦しいという人たちなんですね。
日本では実は、十分な食事をとることができないという子供が、結構いるようなんです。厚生労働省の調査によると、ひとり親家庭を中心として、子供たちの7人に1人、およそ280万人が貧困状態にあるとされているんです。ちょっと信じたくないけど、これが現実なんですね。
*5で、これ、お金の問題だけではなくって、今回のコロナ騒動で休校状態になった場合に、貧困家庭の子供っていうのは、給食のように栄養のバランスがきちんと計算されていて、しっかりとした食事をとるという機会が実は給食しかないなんていう場合もあるそうなんですね。家庭にいる場合には親が仕事に行っていて、ちゃんとした食事ができない。例えばカップラーメンとか即席の食べ物とか、パン一つだけとか、割と貧しい食事をしていることが多くって、給食のようなバランスのとれた食事をする機会がなかなか得られないということがあるようです。すると、そうした家庭の子供達は給食を非常にあてにしているんですよね。でも学校がお休みになってしまうと、その給食をとることができなくなってしまいます。お腹が空いてしまうだけでなく、栄養も摂ることができないので非常にこれは大きな問題なんですね。
こうした問題は、近年よく聞かれるようになってきました。またお腹がいっぱいにならないとか、栄養が摂れないだけの問題ではなく、親がいつも忙しくて家にいないとなると、子供が一人でご飯を食べなければいけなくて、とても寂しい。こんな問題も出てくるんですね。今では、色々な自治体やボランティア活動家の人たちが作った、子ども食堂というものも現れました。これは、孤食、この孤食の孤は孤独ので孤すね。一人で寂しくご飯を食べなければいけない子供たちや、貧困が原因で美味しい食事が食べられない、栄養をきちんと摂れないとか、出来立ての温かい食事をとることができない、なんていう子供たちのために地域の人たちが協力して、どんな子供達でも無料、もしくは非常に安いお金で食事を提供するというのが、こども食堂なんです。
子ども食堂に行くと、他にも集まってきた子供たちがいますので、友達になったりみんなで楽しく食事をするとか、そういった楽しみも生まれるんですね。今やこの子供達の貧困問題は大きな社会問題となってきています。トークコーナー、今日のテーマは「給食から見える問題」でした。
*1給食(きゅうしょく)=学校包饭
*2デメリット=缺点
*3献立(こんだて)=食谱
*4自腹(じばら)を切(き)って=自己掏腰包
*5で=それで
黑龙7628
240603
北安公園
2023.12.7
听友385420381
ジーっていう音は全然気づかなっかたです。先生がおっしゃった後、わざとジーの音を探しました。七分くらいに入ったかな、面白いです。
kaori_馨
自分勝手な人はどこにでもいるなんですね!払える給食費を払わない親達が子ともの立場を考えないんですか?その費用を自腹を切って腹てくれた先生に感謝の気持ちが持っているかな?私が疑問を抱えています。
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雑音は大丈夫です🙆♀️ いつも面白いフリートークをつくっていただき、ありがとうございます。これからも応援させていただきます❗️📣 日本の給食制度はとてもいい制度だと思います。中国はこういう給食制度もありますけど、衛生的に見ると、いろいろ心配していますね。そして中国の給食はセルフなんです。自分の好きな食べ物を選んで、お皿に乗せるのは普通です。こうだと栄養のバランスをきちんと撮れないと思います。