芥川、直木賞候補決まる 太宰の孫の石原さんら
共同通信6/16(火) 5:00配信より引用
第163回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が16日付で発表されました。芥川賞には2016年に死去した作家津島佑子さんの娘で太宰治の孫にあたる劇作家、石原燃さん(48)らの5作品が、直木賞には7回目の候補となる馳星周さん(55)らの5作品がノミネートされました。選考会は7月15日午後、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれます。
病院に行かなくても大丈夫!
ここからはトークコーナー、今日のテーマは「病院に行かなくても大丈夫!」です。ちょっと変なタイトルですが、どういうことかと言いますと、体の部位を使った表現で、えー、比喩的に意味を使っているものってありますよね。例えば頭が痛い、头痛,头疼ですか。この場合は純粋に頭痛がするっていう意味の他に、とてもあの、悩ましい問題であるとかね、すごく悩んでいるとか、そういった意味がありますよね。えー、頭が本当に痛いわけではないので、病院に行く必要はありません。今日はそんな表現を少しご紹介したいと思います。
まずは先ほどの頭が痛いにちょっと似ていますが「耳が痛い」という表現もあるんですね。これは、耳が痛いというのは、聞いていてすごく、あの、もう聞きたくないと思ってしまうようなことなんですよ。あの、相手から、例えば叱られるとかね、自分の悪いところを指摘されたり、できない部分を注意されたりして、気持ちとしてはあんまり嬉しくないですよね。聞きたくないことですよね。ですから耳が痛い話とか、或いはあの、相手に言うときにも「耳が痛いかもしれないけど、*1敢えて注意するよ」とか、こんな風に使うんですね。ですから耳鼻科に行く必要はありません。
続いて鼻の表現いきましょうか。「鼻を折られる」はい、これ、もし本当にね鼻を骨折してしまったら大変なことになりますが、えー、そういう意味ではありません。鼻を折られるというのは、えー、自分がですね、すごく得意になっていてちょっと自惚れている状態で、調子に乗っているところをあのー、それは良くないよということで、思いっきりその自分の、得意気な気持ちを削ぎ落とされるようなことを言われたりされたりすることなんですね。まあ、これはあの、自分の気持ちがすごくあの、高慢になっていたり得意気になっていたり、何かをすごく自慢気に*2ひけらかしたりしていると、「鼻が高くなる」とか「鼻が伸びる」なんていう表現があることから、この高くなった、伸びた鼻を思いっきり折られる、そういったことから「鼻を折る」という表現が出てきました。つまりね、*3いい気になっている人、自慢気になっている人が、その勢いを削がれる、恥をかかされる、そんなような意味で使うんです。例えば「あいつの鼻を折ってやったよ」って言うと、いい気になっている人のことを戒めてっやったとか、そんなような意味で使っていきます。
続いて、口いきましょうか。口の表現ではですね「二枚舌」という表現があります。これは舌がね二枚あったら、これ大変なことになってしまいますが、これも勿論、比喩なんですね。二枚舌っていうのはあの、状況に応じて言うことが変わる、簡単に言うと嘘つきっていうような意味なんですね。
例えば「あいつは二枚舌だから信用できないな」とかそんな風に使っていきます。
そしてもう一つ、口の中ですが、歯を使った表現ですね。これも歯医者さんに行く必要はないんですが、「歯が浮く」という表現があります。歯が浮くというのはどういうことかと言いますと、よく使われるのは「歯が浮く台詞」「歯が浮く言葉」なんていうふうに使います。意味としては、すごく*4わざとらしいとか、なんか不自然な感じとか、ストレートに受け取るにはちょっと気持ちが悪いっていうような意味ですね。歯の浮く台詞、どういうものがあるかと言いますと「僕は君のことを海よりも深く、山よりも高く、空よりも広く愛してるんだ!!」とかね、あの、愛情表現をしてくれるのは嬉しいんですけど、ちょっと*5大袈裟すぎるし、なんか本当にそういう風に思ってるのかなっていう風に、ちょっと思ってしまいますよね。こういったあの、不自然な表現と言うか、そういうものを歯の浮く台詞という風に言います。
さあ続いていきましょうか。次はですね心臓です。これはね、もし病気になってしまったら大変なんですが、心臓を使った表現では「口から心臓が飛び出そう」というのがあります。これもしね、本当に飛び出ちゃったら大変なことになってしまうんですが、これも比喩なんですね。どういう意味かというと、ものすごく緊張していて、もうドキドキすると心臓がドキドキ動きますよね。もう、あまりにもその緊張が高まっているせいで、そのドキドキした心臓が、思わず口から出ちゃうんじゃないかってぐらい心臓が動いてる、ドキドキしてる緊張してるっていう意味として使います。
例えばね、何かの発表会の直前でもうすぐね、ステージに上がらなきゃいけないとかそういう時に「今、ものすごい緊張しちゃって、もうドキドキして心臓が口から飛び出そう」とかね、そんな風に使っていきます。まあ、こうした心臓がドキドキする経験は誰でもあると思うんですけど、口から飛び出そうって言われるとね、あの、緊張が*6ピークに達してるっていうのがよくわかりますよね。
さあそしてですね、えー、これ最後ですね「骨が折れる」これもね本当に骨折してしまったら急いで病院に行かないといけないですけど、そういう意味ではありません。骨が折れるっていうのは、とても苦労するとかね、大変な力を使うとかそういう意味なんですね。「今回のプロジェクトには、本当、骨が折れるよ」とか「新しいことを始めるのは準備に骨が折れるよ」とか、こんな風に使います。
また、してもらう場合もそうなんですね。「今回このイベントが成功するために、誰々さんに骨を折っていただいた。ありがとうございました。」とか、そんな風にも使うことができます。
ということで、今日は思わず病院に行った方がいいんじゃないの!と言いたくなってしまうような、体についての表現をいくつかご紹介しました。中国語の中にも共通しているものがあるかもしれませんね。そういったものを教えていただけると嬉しいです。トークコーナー、今日のテーマは「病院に行かなくても大丈夫!」でした。
*1敢えて=特意
*2ひけらかしたり=显摆
*3いい気になっている=得意杨杨,自以为了不起
*4わざとらしい=不自然,假装似的
*5大袈裟すぎる=太夸张了
*6ピーク=极限
北安公園
2023.12.19
虾虾虾虾虾虾虾虾虾
真的有一位作家叫周星驰吗?
kakukukuhhh
太棒啦!听了好几遍(✪▽✪)太适合日语专业的学生听了
南方门野_vc
馳星周さんって名前は面白いですね。香港の映画俳優である周星馳とゆかりがあるじゃないかと思われますね。
丹羽日语fm 回复 @南方门野_vc:
馳星周さんは、周星馳が好きだったのでわざわざこのペンネームにしたというのを聞いたことがあります!
南方门野_vc
丹羽老师的节目是我这个日语学习者的福音。爱上了。