移動全面解禁、新幹線に列 観光地再開、にぎわい期待
共同通信6/19(金) 12:25配信より抜粋・引用
都道府県をまたぐ移動が19日から解禁となり、新幹線や空の便に人出が戻り始め、東京駅のホームでは利用客の列ができました。テーマパークなど観光施設も相次ぎ再開し、各地に再びにぎわいが広がると期待されています。JRや航空各社は新型コロナウイルスの感染不安を解消しようと、駅、空港で設備を消毒し、密集や接近を避ける対策を徹底します。
北京で感じた異文化
トークコーナー、今日のテーマは「北京で感じた異文化」です。私は2005年に3ヶ月ぐらい、そして2009年から2014年の間、北京で生活をしました。その時に北京生活の中でいろいろと日本とはここが違うなあとか、びっくりするなあ、とかいろんなことがあったんですけれども、いわゆる、感じた、その異文化について、今日はいくつかご紹介したいと思います。
まず一つ目、北京の街を歩いていて最初に驚いたことはですね、結構、若い、あの男女のカップルがいますよね。意外とあの、人前ですごいこう、*1イチャイチャしてたりとか、抱き合ったりとかしている人たちが多くて、ちょっとね驚いたんですよ。
あの、日本にも、もちろんそういう人たちはいるので、別にそれ自体は珍しくないんですけれども、自分の中の勝手なイメージとして、なんか中国って、そういう方面について割と厳しくって人前ではそういった姿を見せないんじゃないかって、勝手にちょっと思ってたところがあったんですよね。ところがあの、バスに乗っても電車に乗っても、普通に歩いていても、あの、カップルが人前でね、すごく密着していたりイチャイチャしたりしているのを見て意外さを感じました。これは同じ日本人のお友達も、北京に来たばっかりの時にそれを見て、結構ね、驚いていたんですよ。それがね、まず一つ目の驚きでした。
でも慣れると、なんかまあそれは自然な形なのかなと思ったりして、そんなに気にはならなくなりました。
さあ続いて、これはですねスーパーにお買い物に行った時の事なんですが、あのー、例えば普段の生活の中でお肉を買ったりお魚を買ったり色々しますよね。そうすると今日餃子を作ろうかなーって思ったりすると、*2挽き肉を買ったりするじゃないですか。普段日本で生活していると、グラムで計算しているんですよね。100gお肉を買おうとか200 gにしようとか、でも北京では、そのスーパーでお肉を買う時に两っていう単位を使っているじゃないですか。これは1两は50gですか。全くそれを知らなかったんですよね。
だからあの、どれぐらい買っていいかが全く分からなくて、しかもあの、ほとんど日本みたいにあの100g とか200 g って書いてある、既にパックの中に入ったお肉だったら、なんとなくまあ、わかるじゃないですか。でも、割と対面販売が多いスーパーではあの、こちら側から、このお肉をこれぐらいの量をくださいっていう風に自分で言わないといけないですよね。それがあの、全然分からなくて結構困った思い出があります。
あと、夫に買い物を頼む時も、例えばお肉を買ってきてもらう時も、どれぐらい買ってくればいいの?って聞かれて、私はグラムで言うんだけど、あの彼は、グラムで言われてもなんか、それがどれぐらいの两なのかがちょっと分かんないみたいな。そういうのがありましたね。段々慣れるとあの、もうねわかってきますけど、最初はすごく戸惑いがありました。
スーパーでもう一つ戸惑っていたのは、今はもうそんなことないのかもしれないですけど割と大きめのスーパーに行くと、あの、自分の鞄、荷物が結構大きい鞄だったりするとそれを持ったまま店内で買い物をするということができなかったんですよね。多分、*3万引き防止のためだと思うんですけど、あの店に入る前に、あのロッカーみたいのがあって、そこにまず大きな鞄があった場合は、そのロッカーの中に荷物を預けてから買い物するっていうやり方だったんですよね。
もしくはそのロッカーがないスーパーの場合には、あのホテルの受付みたいな感じで荷物を預かってくれるフロントがあって、そこに自分の荷物を預けてから買い物を始めるっていうのを見て、すごく最初やっぱり戸惑いがありました。
ロッカー式の場合は、混んでいて、もしロッカーが空いていなかったら、空くまで待ってそれから買い物を始めないといけないですよね。そういうのとかも、どうするんだろうっていう不思議とかがね、すごいありましたね。
続いて、レストランなんかにね食事に行ったりしますよね。そん時に、あの例えば「すいません、*4取り皿を2枚下さい」とか「すいません、お水ください」とか日本でもあると思うんですけど、そういう時、日本だったら店員さんが、あの、お皿をこう、持ってきてくれた時に、大抵は「あっ、すいません」とか「あ、ありがとう」とか言うじゃないですか。でも別にそういう風に言われても、店員さんは日本の場合だと別に何も言わないですよね。でも北京では、あの「謝謝」って言うと必ずといっていいほど「不客气」ってちっちゃい声でもなんでも言ってくれるんですよね。それが結構意外だったんですよ。
日本人って割りと何でもかんでもすぐ謝謝って言うじゃないですか。だから、こっちが謝謝って言ったことに対して、いろんな店員さんとか、いろんな人たちがすぐに不客气って普通に言うことが習慣化されていることが、とても不思議でしたね。
日本ではね、ありがとうとかすいませんって言っても、あまり店員さんはそれに対して「どういたしまして」とかあまり言わないですからね。というところも異文化を感じました。
また私の中で、すごい違和感があったことはですね、地下鉄に乗っている時ですね。満員電車っていうのは、東京もものすごく混んでいますので、それ自体は全然慣れていたんですけれども、北京の地下鉄ってすごい混んでいる時に、次の駅で降りる人がいちいち「下车吗?下车吗?你下车吗?」って聞いてくるじゃないですか。それでもし、その聞かれたい人が「いや降りないよ」って言った場合は、その「换一下」って言ってね、自分と場所を代わってくれと言って、段々あの、扉のその出口の方に近づいていって駅に着いた時に自分が*5スムーズに降りられるようにしますよね。それがね、すごく違和感があったんですよ。
やっぱりあの東京で生活してたら、どんなに電車が混んでいても、やっぱりあの自分が降りるか降りないかに関わらず、ひと駅ごとに、駅に着いて電車の扉が開いたら、あの扉付近に乗っている人は、*6ひとまず全員降りるんですよね。それで、あの降りる人を全部降ろしてからもう1回乗るっていう作業を誰も指示していなくても、みんなが自然と知っていて、まあそれが混んでいる電車でスムーズにみんなが乗り降りするための方法だっていうのをみんなが知ってるんですよ。
だから、そういうあの、降りますか?降りますか?っていちいち聞くとか、あの出口付近の人と場所を変わるだとかっていうことが全く経験がなかったので、最初すっごく戸惑ってなんかあの、みんなと同じように自分が降りる時は「下车吗?」って聞いた方がいいんだろうなーって思うんだけど、なかなかちょっと言い出せなくって、結局降りる寸前になってから「あの、私、降ります、降ります」みたいな感じで言ったら、やっぱり近辺にいた人が、もっと早く言えよーみたいな感じで言われたりとか、そういうのがありましたね。
あの、北京で生活する時間が長くなっていくともう自然に「我下车」とか「你下车吗?」とか言えるようになったんですけど、最初すごい戸惑いがありましたね。
ということで、えー、今日はですね、もう、あっという間に時間も過ぎてしまって、いくつか北京で感じた異文化をご紹介いたしましたが、あの、もちろんね中国の皆さんが日本に来て生活をしたら、その逆のね、あの日本の文化について驚いたこととかもあると思うんですけど、そういったことも、もし皆さんありましたら、教えていただきたいと思います。トークコーナー、今日のテーマは「北京で感じた異文化」でした。
*1イチャイチャ=调情
*2挽(ひ)き肉=肉馅儿,肉末
*3万引(まんび)き=扒窃
*4取(と)り皿(ざら)=小碟
*5スムーズ=顺利
*6ひとまず=暂时
北安公園
2023.12.19
听友260848877
笑死我了,我下车吗,你下车吗,典型日本人的发音
香甜的李子1215
我也觉得问人家“下车吗”“下车吗”,很不好意思…不过也没办法,我要下车啊
听友198164692
老师的中文真的很厉害 发音也很标准
晓超1108
老师的声音太好听了 每天听着学习了好多好多