作業着は置いていない、「ワークマン」の新業態店舗がオープン。16日午前10時50分、桜木町駅前の商業施設には多くの女性が集まり、行列ができていた。午前11時、お目当ての店舗がオープンすると、すぐに入場制限がかかり、入店まで2時間待ちとなった。この店舗は、作業服を主力商品として扱うワークマンの新業態、「#ワークマン女子」1号店。これまでのモール店と比べ、女性商品の売り場を2.5倍に拡大。売り場の6割を女性向けや男女兼用の商品が占め、ワークマンの看板商品である作業服は一切置いていない。来店客「(新しい店舗はどう?)かわいいと思う。今まで入りにくさとか、職人の店のイメージがあったので、そういう意味ではいい」、「こんなに買う気なかったんだけど、新しいものもあって、女の子向けのものがけっこうある」カジュアル路線が受け、女性層の取り込みにも成功したワークマン。現在の女性客の主な年齢層は35歳以上だが、今回の店舗では10代、20代の女性客の取り込みを目指し、これまでのワークマンとは一線を画す「SNSとリアル店舗の一体化」をモチーフにした店作りになっている。入り口には、かわらしいフォトスポットが置いてあり、中にはレディース商品が並んでいて、女性が入りやすい雰囲気となっている。柱にはフォトアイテムが貼り付けてあり、剥がして写真を楽しむことができる。さらに、床などにも“インスタ映え”を意識した演出が施されているほか、16日に初登場のゆるキャラ「わくこ!」と写真を撮ることもでき、ある親子は早速、写真を撮っていた。また、ポップに記載されたQRコードを読み込むと、商品を共同開発したユーチューバーなどの商品紹介を見ることも可能。SNSを積極的に活用したマーケティング戦略を行っている。ワークマン 専務取締役・土屋哲雄さん「ワークマンは888店舗あって男性中心だが、そろそろ限界に来ていて、また違うユーザーを開拓しないといけないので、男性よりももっと大きい女性の市場に入った。ものすごく評判なので、早めに全国展開したいと思っている」商品だけでなく、空間全体で女性客の取り込みを図る職人御用達の新業態。今後、こうした女性向けの店舗を全国展開し、10年で400店舗を目指す。
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