東日本大震災で被災した東京都内の橋が修復を終え、10日午後1時から通行を開始しました。現存する都内最古の歩行者用の石橋です。
東京・千代田区にある常盤橋は東日本大震災で被災し、一部の石がずれるなど崩落の危険があったため、2012年から修復工事を行っていました。
常盤橋は江戸時代に木造の橋として作られ、1877年、石造りに姿を変えました。
歩行者用の石橋としては都内に残る最古のもので、今月10日午後1時から通行可能になりました。
修復を担当した職員によりますと、安全性を確保するだけでなく、当時の写真をもとにより建設時に近い作りを再現しました。
橋の欄干のデザインや水の流れを分散するために橋の側面に設置する水切石などは今回の工事で当時の姿に近付けたということです。
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