20200528~駄菓子屋さん~零食小卖部

2020-05-28 22:05:36 1.2万
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------日文原稿+中文参考翻译------



・父の仕事の関係で、私は福岡市、大阪市で子ども時代を過ごした。大都市とはいえ、まだ町中に住む子どもたちが路地や空き地で遊んでいたころで、小さいときには、鬼ごっこや缶蹴りをした記憶がある。小学校中学年からは習い事が多く、ほぼ毎日何かの教室に通っていた。

・因为父亲工作的关系,我的儿童时代是在福冈和大阪度过的。虽说是大城市,但那个时候还有很多小孩会在巷子里和空地上玩,我还记得小时候玩过扮鬼捉人和踢罐子的游戏。到了小学中年级,我开始学很多东西,几乎每天都辗转于各个兴趣班。

・確か火曜日は硬筆の書き方教室の日だった。その教室に行く途中にある駄菓子屋さんに寄るのが私の楽しみだった。駄菓子屋さんというのは子ども向けにつくられた安いお菓子をずらっと並べて売っている店のことで、花火や小さなおもちゃなんかも売っている。

・依稀记得,周二应该是去上硬笔书法班的日子。我曾经的乐趣就是顺便去途中的零食小卖部。零食小卖铺专门卖孩子们喜爱的便宜零食,也卖烟花和小玩具这些东西。

・駄菓子ってどうしてこんなに子どもの心をわしづかみにするんだろう。鮮やかなパッケージ、ママが眉をひそめる化学調味料たっぷりの後を引くお味。おまけやくじでさらに気持ちがあおられる。それが10円や20円、高くても100円は超えない値段で、一面に並べられている。人はディズニーランドや遊園地をワンダーランドっていうけれど、私にはこの小さな駄菓子屋こそが一番すてきな場所だった。

・零食小卖部为什么能牢牢抓住孩子们的心呢?颜色鲜艳的包装,让妈妈皱眉的余味无穷的调味料,还有煽动购买欲的赠品和抽奖券。而且这满屋的东西,每样差不多都是10日元、20日元,贵也贵不过100日元。大家都说迪士尼乐园、游乐场是梦幻王国,但对于我来说,这个小小的零食小卖部就是最棒的地方。

・50円玉一枚を握りしめて、真剣に品定めをする。どれが一番コスパが高いのか、子どもだってよくわかっている。特に好きだったのが、うまい棒とキャベツ太郎とよっちゃんイカ。50円じゃいくつも買えず、ちょこっとずつ食べても、あっという間になくなってしまう。そのたびに、大人になったら、絶対にお腹いっぱいになるまで食べてやるって固く誓ったものだ。

・手中紧紧攥着一枚50日元的硬币,认真地挑选商品。哪个才是性价比最高的,小孩儿心里清楚得很。其中我特别喜欢的是美味棒、包菜太郎和醋味鱿鱼。50日元买不了很多,就算是每次只吃一点点,也一下就吃完了。每当这个时候,我就会在心里暗暗发誓,等我长大了,一定要吃这些吃到饱。

・あれから40年経った今でも、一時帰国中の日本で、駄菓子屋を見かけると、入らずにはいられない。私は一瞬で子どもの心に戻って、あの頃の誓いどおり駄菓子を山ほど買っては、幸せな気分に浸っている。

・一晃40年过去了,即使是现在每次短期回日本,只要看到零食小卖部,我都忍不住会进去。那一瞬间,我就回到了儿童时代,履行自己过去的誓言,买一大堆零食,感觉自己被幸福感包围。

・6月1日は中国の子どもの日。もちろん、小さな子のための日だけれど、すっかり大きくなった私たちだって、心の中に隠れている「子ども」の部分を思いっきり遊ばせる「大人の子どもの日」、そんな日が一年に一回ぐらいあってもいいんじゃないかって思うのだ。

・6月1日是中国的儿童节。虽说这是孩子们的节日,但即使是已经长大的我们,心中也一定藏着一个“小孩儿”,让这个“小孩儿”尽情玩耍的“大人的儿童节”,一年能有这么一次,我觉得也挺好的。


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风晴和

感人肺腑的回忆,直击心灵的声音

中村纪子 回复 @风晴和

嬉しいメッセージをありがとうございます😊私にとって、駄菓子屋は童心に帰れる素敵な場所です