過去のことを思い悩む人は、まちがいないなく不幸になる訓練をしているのです。
私たちは、すでに終わったことなのに、「あんなことをされた」「こう言われた」と、思い出しては、悩んだり悲しんだり怒ったりします。
悩み続けるのは、矢が刺さったまま抜かずに「痛い、痛い」と嘆いているようなものです。それでは、遺体を背負って一生運んでいるようなものなのです。
矢を抜かずにおけば、徒らに苦しむだけです。重たい遺体をいつまでも背負っていては、徒らに疲れるだけです。
書名:「ブッダの教え 一日一話」
著者:アルボムッレ・スマナサーラ
Alubomulle Sumanasara
BGM:高山流水
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