自分を手がかりに真理を発見することが、仏教の修行の目的です。よい人間になろうと思っても、そう簡単にはなれません。そのような考えはほうっておいて、ひたすら、いまの自分に気づくことに努めるのです。
気づきの実践で真理を発見すると、心の汚れは消えてしまいます。こだわりが消えて、心の自由を味わうのです。
そのために、外から別の自分が観るように、客観的に自分自身を観察するのです。それが、自分を手がかりに真理を発見する方法です。
書名:「ブッダの教え 一日一話」
著者:アルボムッレ・スマナサーラ
Alubomulle Sumanasara
用户评论