声音简介
日本は島国で、国土面積が限られている。しかも、食肉生産や小麦生産は、日本より海外のほうが大規模で効率がいいので、輸入が増えるのは仕方がない。と、およそこういった考えが、行き渡っているのではないだろうか。しかしながら、こういった考えは、「誤解」に過ぎない。
食料自給率が下がった最大の原因は、貿易自由化と食生活改変政策にある。
自動車などの関税撤廃を勝ち取るために、日本の農業は、農産物の関税引き下げと、輸入枠の設定を強要されてきた。
そこに、アメリカやヨーロッパが、輸出のための補助金をジャブジャブ出して、ダンピングを仕掛けてきたのだから、たまらない。日本の農業は壊滅的な打撃を受けてしまったのである。
第2次大戦後、当時は世界の農業生産力が高まっており、米国では小麦の生産過剰が問題となっていた。そのため、米国は日本に余剰小麦を輸出しようとする。その売り込み戦略として展開されたのが、悪名高き「洋食推進運動」である。
「日本人の食生活近代化」というスローガンのもとに、「栄養改善普及運動」や「粉食奨励運動」が日本各地で展開されることになった。
キッチンカーという調理台つきのバスが二十数台も用意され、それらが分担して都市部から農村部まで日本全国津々浦々を巡回し、パン食とフライパン料理などの試食会と講演会を行った。
こうした宣伝活動によって、本来は洋食に反対する立場のはずの農家の人々までが洗脳され、欧米型食生活を崇拝するようになってしまった。
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