春闘は今日、自動車や電機などの大手企業の経営側から一斉に回答が示され、最大のヤマ場を迎えます。このうちトヨタ自動車は、リーマンショック以降で最高の水準となる額のボーナスを支給する方針を固めるなど、業績は改善している企業を中心にボーナスの引き上げを回答するところが相次ぐ見通しです。今年の春闘は、自動車や電機など大手企業の多くの組合が、基本給を引き上げるベースアップの要求を見送ったため、ボーマスなどの一時金を中心に労使交渉が行われてきました。このうち、自動車業界では、春闘の相場を形成するうえで、大きな影響力を持つトヨタ自動車では、昨夜の労使交渉の結果、経営側は、組合側の要求どうり、年齢や勤続年数に応じて賃金が上がる定期昇給を維持した上で、リーマンショック以降では最も高い水準となる、給与の5ヶ月分に30万円を加えた額のボーナスを支給する方針を固めました。また日産自動車、ホンダ、三菱自動車工業、それに富士重工業も、ボーナスについては組合の要求どうり去年を上回る水準で決着する見通しです。一方、電機メーカーでは、日立や東芝など主要な企業は、いずれも定期昇給を維持することで決着する見通しです。
声音简介
音频列表
- 2017-11
- 2017-11
- 2017-11
- 2017-11
- 2017-11
- 2017-11
- 2017-11
- 2017-11
- 2017-11
- 2017-11
查看更多
用户评论