アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会は、国債などを買い入れて市場に大量の資金を供給する今の量的緩和について、月間の買い入れ額をさらに100億ドル減らして650億ドルとし、規模の縮小を進めることを決めました。FRBは、29日までの2日間、金融政策を決める公開市場委員会いを開き、終了後、発表した声明で、アメリカ経済は消費や設備投資が一段と改善し、景気は「上向いた」という見方を示しました。こうした判断を踏まえ、アメリカ国債などを買い入れて金融市場に大量の資金を供給する今の量的緩和について、先月の会合で月間の買い入れ額を100億ドル減らしたのに続き、今回さらに100億ドル減らして650億ドルとし、規模の縮小を進めることを全員一致で決めました。会合に先だって、トルコなどの新興国で通貨安が進み、各国の中央銀行が利上げなどの対応を迫られる不安定な動きが広がるなか、FRBの判断が注目されていましたが、先月の会合に続き今回も縮小を決めました。
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